ことばってどんな形をしてるんだろう?
ことばって文字という記号を使わないと見えないもんね
ことばってなんだろう。
不思議だなぁ。
ことばって何?と聞かれて答えるのは中々難しいですね。
ことば、言葉、コトバ、言霊、word、language、文字、ボディランゲージ、話し言葉…
色々な形で表現される言葉について考えていきたいと思います。
言葉とは
『言葉とは何か』と問われて明快に答えられる人は中々いないのではないだろうか。古来から哲学者に議論されており、未だ誰もが納得する答えが出てないので無理もないのかもしれない。しかし、私たちの生活には言葉が無くてはならないものである事は誰もが感じている。
なぜ、そう感じるのかな?
それは言葉が他者との連絡手段やコミュニケーションの手段としての機能を大いに果たしているからだろう。
言葉の機能
- 意思伝達(表示)の手段
- 感情表現の手段
- 意味を表す単語
と上記のように言われるものもあれば、以下のように言われるものもある。
- 伝達機能
- 情報処理(記憶、思考)機能
- 行動制御
- 思考創造
伝達手段については色々な方々が議論しているので、言葉の機能の中でも今回は、感情表現に焦点を当ててみようと思う。
言葉は感情に気づく助けになる
想像してみて欲しい。幼かった頃、何とか服を脱ごうと頑張っていたとする。しかし、時間がかかりすぎて見かねた親が無理やり脱がしてしまい泣いたりした事はないだろうか。
この事例ではないが頑張っていたのに、誰かに邪魔されてやれなかったりすると、何かモヤモヤしてイライラした事はないだろうか。しかもその気持ちにこれだという名前をつけられないようなモヤモヤが生まれたことはないだろうか。
そんな時、『悔しかったね』、『頑張ろうとしてたんだね』と言葉をかけて貰えると自分を癒してくれるような不思議な感覚や、またモヤモヤの輪郭ができ、納得感が生まれたりする。
このように言語化されると客観的になれるのである。
子供のイヤイヤ期と言葉
子供の自我が生まれてくると、イヤイヤ期と呼ばれる時期が差はあれ、あるだろう。そんな時に試して欲しいのが、感情の言語化である。
子供は、中々自分の感情をうまく伝えるのが苦手で自分でもわかっていない事も多い。それを泣く事や怒りとして感情表現している事が多い。気持ちを言葉にして返すだけで治まる事が多いのである。
“悔しかったんだね”
”頑張ろうとしたんだね”
そんな簡単な言葉でも認めて貰えた、自分はそう感じてたのかと安心するのだろう。
これは子供に限っての事ではない。
思考について
Wikipediaより
人は言葉なしに思考することが出来ない。
人が思考しようとすると、事実と感情が絡まったひと塊となっており、中々噛み砕けないものが沢山ある。その時、ノートに以下の2つを書き留めてみる。
- 事実(何が起こっていたのか)
- 感情(その時何を感じたのか)
言語化されると客観的になれ、自分の気持ちに気づきやすくなるのである。
最後に、自分を大切にするには、まずは自分の感情に気づくことが大切だろう。その時に言葉に表してみるのはどうだろうか。
言葉は使い方によっては癒すことも傷つけることも出来る。言葉のもつ力を見直してみるのはどうだろうか。
最後まで、お読み頂きありがとうございました!