暑い夏が来るね!
犬の熱中症や脱水が心配になるね
犬の一日に必要な水分量ってどのくらいなんだろう?
水を飲んでくれない愛犬もいるって聞くね
我が家には3匹のビーグル犬がいます。
最高齢は14歳になります。
我が家の犬もきちんと水を飲む子と散歩のあとに少ししか飲まない子がいます。
夏場は特に気をつけないといけないのが水分補給です。
この記事では犬に必要な一日の水分量はどのくらいなのか?また、水をあまり飲まない愛犬の代表的な原因と対処法を見ていきましょう。
熱中症や脱水症状が心配になっている飼い主さんは参考にしてみてください。
獣医さんに聞いた話や環境省から出されてる『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』と日本獣医会の情報を参考にこの記事を書いています。
一日に必要な水分量とは?
水は犬の体の60~80%を占める重要な要素になります。
水分は栄養素や酵素など健康維持に必要なものを体のすみずみまで運んだり、体内の老廃物を排泄物から排出したり、体温調節など重要な要素です。
犬にとって1日に必要な水分量を調べてみるといくつか出てきます。
①体重kg×0.75乗×132ml(日本獣医師会)
②1日の摂取カロリーkcal=1日に必要な水分量(NRC飼養基準)
③体重g×0.05~0.07
①の計算方法
体重×体重×体重=√√×132で計算が可能です。
※iphonの場合は回転ロックを解除し、横向きにすると下図の電卓になるので√は『2√×』のボタンで可能です。
(例)体重5kgの犬の場合
5kg×5kg×5kg=125
√√を2回押すと3.34701…でこれに132を掛けると約441mlとなる。
他にも様々なものがありますが環境省が出している飼い主のためのペットフード・ガイドラインに記載のある一日の水分量(フードから摂る水分量含む)を載せておきます。
体重 (kg) | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
水分量 (ml) | 190 | 260 | 320 | 370 | 430 | 480 | 530 | 580 | 630 |
飲水量が減る原因は?
- 食事で水分が足りている。
食事で水分が取れるので飲水量は減ります。
- 老犬である
老犬になると喉の乾きに鈍感になって、代謝が落ちることで飲水量は減ります。
- 気温や気候の変化
気温によっても呼吸からの蒸散による体内の水分量が変化するので飲水量は変化します。
- 体の異常
口腔内の異常や体の痛み、内蔵の病気によって飲水量は減ります。
対処方法は?
我が家の犬もあまり水を飲まないので実際にしている対処方法を説明していきます。
対処法①ドライフードをぬるま湯でふやかす
一番簡単な方法になります。ドライフードをぬるま湯または水でふやかして与えると良いです。
我が家はシニアフードの胃腸の弱い犬用のドライフードのため、ウエットフートをあげていないのでこれが一番良いです。
対処法②水の飲みやすい入れ物にする
飲みにくい入れ物や気に入らない容器でも飲水量は変わります。飲みやすい環境を作ってあげると良いです。
対処法③経口ゼリーをあげる
脱水にも使えるのがペットスウェットゼリーです。
あげやすく愛犬も好んで飲んでくれるのでお薦めです。
■優れている点
- 犬の体液に近い電解質組成
- オリゴ糖でお腹の健康に配慮
- 大好きなミルク味
- 袋から直接あげられる
この子は脳の病気で1ヶ月ほど起きるのも大変な状態でした。
看取りの最期の2日前までこれだけは喜んで口にしてくれていました。
ゼリー状のため少し頭を支えると舐めてくれたのでとても与えやすく脱水予防にもあります。
まとめ
上記で紹介した1日のひつ料な水分量を目安に日々の変化を把握することが大切になります。
飲まなくなった、飲む量が増えたなど水分量は健康のバロメーターになります。注意深く見守りあまりにもおかしいな?と感じたら動物病院の診察を受けるようにしましょう。