絵本って何?
ということで今回は『絵本って何?』をテーマに考えていきたいと思います。
絵本とは
絵本と聞いて思い起こすのは皆んな違うだろう。
「うんとこしょ どっこいしょ まだまだ かぶは ぬけません」
絵本と聞いて私の耳の奥に突然響いた。
そう、『おおきなかぶ』の一節である。
幼い頃、飽きもせず何度も何度も繰り返し読んでいたものだ。
今でも活字だらけの本より、手軽に時間が無くても読める絵本が好きで、必ず絵本コーナーに立ち寄ってしまう。
今の絵本は以前のものより、はるかに自由だ。形もサイズもバラバラ、とびだす絵本から『えがないえほん』さえある。では、絵本とは何なんだろうか。
活字の本とは異なり、その主たる内容が絵で描かれている書籍の一種とされている。
よくよく調べてみても絵本にはっきりとした定義がないのである。
そう、絵本はなんでもありで自由な本なのだ。
0歳から100歳の方まで対象は様々で、大人から子供まで楽しめるなんでもありな自由な本なのである。
絵本の種類
そんな絵本でも種類がある。ここではわかりやすいように4つに分けてみる。
- 絵本
- よみもの
- しかけ絵本
- 教育絵本
絵本とは先程話したように、絵を主体に描かれた本である。絵本は数分で読めるが、しかし大事なエッセンスだけがあり、響く。シンプルで本質が見やすいのである。また、本(活字の)への旅のドアでもあるのかもしれない。
次に、よみものとは児童小説など文が主体の本である。この中にはストーリーがイメージしやすいように挿絵が描かれており、頭を休憩させてくれる。そして、分の内容を理解しやすくしてくれるのである。
次に、しかけ絵本とはもっとも自由な絵本であり、飛び出す絵本や音の出る絵本など五感を使って遊べる絵本である。
最後に教育絵本とは、ことばや文字や歯磨きなどの生活のことを教える、こどもの教育のための絵本である。
ここまで色々あると何を選んだら良いのだろうと悩めしい。
しかし、どんな絵本も心に響き、大切な時間を人に与えてくれる。
こどもの絵本の楽しみ方と大人の絵本の楽しみ方は違うのかもしれない。しかし、自由な世界を楽しむのが一番だ。
うんとこしょ どっこいしょ とかぶをひっぱると …ようやくかぶはぬけました。
大変な世の中に生きる現代人の私達。
わくわく、ドキドキを時間を忘れて絵本の世界に浸ってみるのはどうだろうか。
おおきなかぶには隠された大人の解釈も…
それはまたの機会にでも。
最後まで読んでくださってありがとうございました。